先日お伝えした「池ポス展」の担当ポスターを無事入稿しました。池ポス展は、イラストレーターとデザイナーがチームとなって、池袋のお店のポスターを制作する企画展。池袋の街おこしイベント「第11回新池袋モンパルナス西口まちかど回遊美術館」の一環として開催されます。印刷は昨年の第一回に引き続き、株式会社フジサワ・コーポレーションさん。イラストレーター×デザイナー×お店12組が参加します。 イラストレーターの金子真理さんと私の「そば処信濃」さんチームでは、先日の打ち合せ後、メールや電話でやりとりをしながら、まずはモノクロのラフを作成しました。ラフとは言っても、実際の色がついていないだけでイラストの色構成はきちんとされており、コピーも入ってデザインもおおまかにできています。それを持って二人で再びお店へ。ラフ提案です。
縮小版で制作意図をご説明したのですが、あれこれ説明する前に、即、気に入っていただけたご様子。これは制作側としてもとてもうれしい瞬間でした。もちろん制作意図は大切なのですが、最終的に、いちいち説明しないと伝わらないのでは、広告としてちょっと困ったことになります。気に入っていただいたあとは、貼り合わせてつくった原寸サイズを壁に貼って皆でもう一度確認。こういう作業は久しぶりだったのですが、B1ポスターはその大きさだけでも(笑)ちょっと盛り上がりますね! ここで承認をいただけたので、まずは金子さんがイラストを仕上げます。イメージはできていたものの、やはり完成したものを目にすると、さらにモチベーションも上がります! そして今度はイラストに合わせて、私が文字の位置や大きさを再調整し、色をつけていきます。ここでもすこーしやり取りをして、最後の状態で信濃さんにメールで送り、確認していただきました。 こうして、ポスターはひとまず私たちの手を離れ、あとは刷り上がりを待つだけになりました。 ポスター制作と同時に、池ポス展紹介の小冊子への原稿もとりまとめて、実行委員会へ提出。この冊子は展示される12枚のポスター全ての画像と説明、お店の方を含むメンバーそれぞれの感想や簡単なプロフィールが掲載される展示カタログで、展示会場での配布となります。もちろん、私たちが担当した「そば処信濃」さんのポスターも載っていますので、いらした方はぜひ入手を。12店舗の住所や定休日などの情報も載りますので、気になるお店はチェックしてみてください。 展示期間や時間の詳細も発表されました。金子真理さんとレスカルゴデザインオフィスという組み合わせで、おそば屋さんのポスターというもしかしたら異色?のキャスティング。どんなポスターになったんだろう、と気になる方はぜひ、会場に足を運んでいただけたらと思います!
写真は昨年の様子(会場は同じく、創形美術学校1階のギャラリーです)
●池ポス展 展示期間:2016年5月22日(日)~28日(土)9:00 ~ 17:00 ※最終日16:00まで 会 場:創形美術学校1F・ガレリアプント(東京都豊島区西池袋3-31-2)
●金子真理HP CLOUDLAND/Mari Kaneko Illustrations ●そば処信濃 [関連記事]